レポート「ドンバン有機ハーブ農園」 by 高橋佳乃

臨タイ本講座「タイ式セラピスト養成講座」の『薬学』講師でおなじみの高橋佳乃さんによる、臨タイ「タイ視察研修2013」で訪れた「ドンバン有機ハーブ園」のレポートです。

ハーブボール、ハーブサウナ、ハーブティー、タイの乾燥ハーブは日本でも手に入れることはできますが、実際にそれらのハーブが植物として生きていたとき、どんな形をしていて、どんな大きさで、どんな色をしていたのか、思いをめぐらせたことはありますか?

そんなハーブの生きている姿を見に行こう!ということで、オーガニックタイハーブで有名なドンバン有機ハーブ農園を訪ねました。こちらの農園では、タイ随一と言われる伝統病院Abhaiphubet Chaopraya Hospitalと連携し、病院で使うためのハーブを生産しています。ドンバン農園は、タイの首都バンコクから車で約3時間、バンコクのとなりのプラチンブリ県にあります。現在12の家族と農場コミュニティを形成してハーブ原を生産しています。

こちらが、オーナーのサマイさん。
写真はちょっとかしこまっていらっしゃいますが、気さくな笑顔の親しみやすい方です。

最初は机を囲んでの農園の説明、それから植木鉢でハーブをいろいろと見せてくださりました。タイの眩しい暑さの中、タイならではのハーブティーのサービスも♪
生き返りました!

一通り座学が終わった後は、農場内を歩いて巡りました。歩きながら、そこらへんに生えているハーブを紹介してくださります。
これは○○、こっちは○○、茎の赤いのと黒いのでも違う種類、などなど、次から次へと説明が続きます。植物の世界は奥が深いです

途中の作業場では、ハーブを干すために網の上に広げる作業をしていました。
私たちもみんなでお手伝い。
たらい一杯くらいありそうなハーブを均一に広げるのは、見た目よりも力がいるし技が必要でした。どうしてもムラが出来てしまうのです。
農場の人はとっても速い!手慣れています。

お昼は近くにあるハーブをたっぷり使ったレストランでいただきました。
ハーブ鍋が絶品です。

最後はみんなで記念撮影です。

レポート「2018タイハーブエキスポ視察研修」

入口では、農園オリジナルのハーブ製品も購入できます。オススメはプライオイル。濃厚です!液体ですのでお持ち帰りには気をつけてくださいね。また、こちらのバタフライピーも色が濃厚でいいものでした。

ハーブの実物を知らずに使うのと知って使うのとでは、使う時の気持ちも変わり、気持ちが変わると感じ方も変わります。ハーブの良さがより行きてくると感じています。
2回目参加の人は住み込みお手伝いも大歓迎!?じっくりタイハーブ漬けになってみるのも、深い学びがありそうです。
サマイさん、参加者のみなさん、どうもありがとうございました。
(文/高橋 佳乃/2013)

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